【要約】なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

【要約】

・すべての仕事をスタートダッシュでこなして、絶対に終えられる納期を導き出す

・最初の2割の期間を「見積もり期間」としてもらい、実際には、仕事量の8割を終える

・最初の2割の期間で8割の仕事ができなかったら、期限を延ばしてもらう

・「仮眠を取る」と「マルチタスクをやめる」で、仕事の効率を上げる

 

【ポイント】

1.なぜ仕事が終わらないのか

①安請け合いしてしまう。

②ギリギリまでやらない

③計画の見積もりをしない

 

・日本人はラストスパート思考

アメリカ人は仕事は最初のうちに迅速に終わらせる

→ラストスパート思考のため、締切日になって間に合わないという

→他のスケジュール調整や人員調整が必要になり、プロジェクトに大きな打撃

 

・なるはやをやめる

曖昧な指示に部下も緊張感を欠き、クオリティの著しく低い仕事を提出することになったり、最終的に締め切りまでに仕事が終わらなかったりします

→どんな仕事にも必ず締め切りが設け、部下は締め切りを守るために全力で仕事を終わらせる。締め切りがあるから効率化を考え、その結果生産性が上がる。

 

2.時間を制する

①リスクを測定できる

②目に見える形のもの(プロトタイプ)を素早く作る事ができる

③誤差に対応できる

 

・仕事は最初のうちに終わらせるのが良い

・締め切りの前に締め切りがあるという思考にする

・複雑な問題をいくつかの独立した問題に分ける

→困難は分割せよ

・認知資源の温存をしろ

→余計な決断を避け、決断疲れをなくす

・意思決定の速さ

 

3.ロケットスタート術とは

・予習が最短の時短

・やりたくない事は効率化する

仕組み化するか

やりたいことをやるために速攻で終わらせる

・言葉にできないものは形にする

→企画を早く形にした者がチャンスをつかめる

 

4.ロケットスタート術実践

・「常に締め切りを守ること」です。正確に言い換えれば、「常に締め切りを守れるような仕事の仕方をすること」です。

→ラストスパート思考が諸悪の根源

 

・「最初の2日で仕事の8割を終わらせる」

 

→考えてから手を動かすのではなく、手を動かしながら考えてください。

 ・「時間に余裕があるときにこそ全力疾走で仕事し、締め切りが近づいたら流す」

大切なのは、「全力で仕事と向き合う」ではなく「仕事の完成度を高める」であることを強く意識して向き合うことです。

 

・仕事は最速で終わらせてはいけない

→続け様に次の仕事を依頼され、締め切りをもっと早く設定されるため

 

・仕事を早く終わらせることよりも、仕事を安定して続けることを意識すべきです。結果、焦って仕事をしていたときよりも早く、しかも高い完成度で終わるようになるのです。

 

5.どうカスタマイズしていくか

・大きな仕事は縦に切り分ける

・複数の仕事が並行するときは、1日を横に切り分ける

・それでもダメなら納期延長を申し出る

 

6.具体的に

①勉強のための勉強はするな

②規則は守るな

③集中力を無理やり引き出さなければならない仕事はするな

 

・何かの実践のために知識が必要な場合、知識はやりながら覚えていくべきだ

・重要なのは楽しくて楽しくてしょうがないかどうかの1点のみ

・自分がやりたいことが何なのかわからない人は、あなたと少し異なる情報源に触れることのできる人・常にアンテナを広く張り巡らせている人に話を聞きに行け、ということになります。

・何かを成し遂げたり幸せな人生を手に入れたりするには、「好きなことに向き合い続けること以外に方法はない」

 

・人生を変えるには覚悟が必要です。あなたが今日から実践すべきこと、それは夜寝る前に、明日やることのタスクリストを作ることです。これをやらなければいけないのは「絶対」です。

 

 

【感想】

・エンジニア思考でロジカルでわかりやすかったが、

営業に落とし込む場合、仕事の8割の数字を2割の期間で終わらせるというのは

現実的でなくイメージがしづらかった。

・当たり前に感じる部分もあったが、客観的に見るとできていない事や行動していない事が浮き彫りになった。

 

【行動】

・朝型への変更

・タスクリストを作成する